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2018年12月15日の大崎裕史の今日の一杯

神奈川県座間市相武台前

2017年7月18日オープン。いわゆるラーメン本における「新店扱い」で私も審査員をしている講談社のラーメン本では新店3部門(醤油9位、つけめん5位、汁なし3位)で入賞。なのに私はどれも食べてない。つまり未食店なのであった。有力新店は相当回ったつもりなのになぜこの店が未食なのだろう?
言い訳になってしまうが以前行ったことがある「Rojiura Noodle 温麦」と同じ場所で同じ修業先の店主が同じようなメニューでオープンしたと聞いて完全に「リニュアル」だと勘違いしていた。そんな偶然があるとは思わなかったから。しかし、雑誌に載ってビックリ。3部門で入ってしまうほどの好評価だったのである。
かなり「遅ればせ」ではあるが今頃になって行ってきた。
まずユニークな店名はバイクの「Triumph T110 Tiger」から。通称「ワンテンタイガー」と呼ばれているのだが、バイク好きな店主がそれをもじって「大賀110」(読み方はタイガーワンテン)と付けたようだ。
お店の推しは汁なし担々麺とは知っていたが、やっぱりここは「ワンタン麺」900円だろうとそれを注文。待ってる間にiPhoneでこの店を検索して眺めていると「肉球の焼き印」が付いた味玉を出しているようだ。そこで味玉100円も追加。結局、「特製」と同じ内容・金額で注文したことになる。
手打ち手揉み麺の食感の良さは食べる前から予想が付いていたがばっちり。鶏ベースのスープも旨い。そして何より鶏チャーシュー、豚2種類のチャーシューが嬉しい。いずれもうまい。次回はチャーシューもワンタンも食べたいがそういうメニューは券売機にはなかったようだ。
私が食べている間も圧倒的に「汁なし担々麺」850円の注文が多い。そして雑誌でも汁なしは3位。そして隣で食べている人のを眺めていたら、その太麺に驚き。そしてその麺を食べてみたくなったので追加注文。うどん並の極太麺をしっかり茹で上げ、具の肉そぼろ、ナッツ、水菜、紫玉ねぎと辣油やタレを混ぜ混ぜ。そしてパクリ。うわ〜これもうまいや。麺自体のうまさといろいろ混ぜた後の味が良い。一年以上も来なかった事が悔やまれる。予定がなかったらつけそばも食べて帰りたかったほど。
このあと、隣駅の「欅」に行ったのであった。

お店データ

手打中華そば 大賀110

神奈川県座間市相武台3-42-23(相武台前)
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2015年12月末現在約23,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。